国際道教フォーラム 2011年 10月23日~25日
「道」TAOの共生と、人類の未来への発展
国際道教フォーラムは、2011年10月23日から25日にかけて、中国湖南省の南岳衡山にて、23ヵ国および中国各地の500名を超える賓客を迎えて開催されました。フォーラムでは中国および世界から訪れた招待者の論文発表につづき、東西そして五岳の代表による討論が行なわれ、それらはTVで大きく報道され、中国全土の注目を集めました。
このフォーラムは「道TAOの調和・共生」をテーマとして行なわれたものです。地球環境が破壊されつつある中で、道教は自然との調和を保ち、人類文化を発展させ、人心を豊かにするものであるという認識のもとに、道TAOに沿った世界の調和を図り、そして人類の共生を考えて、道教文化の発展を積極的に推進する事を目的として開かれました。
中央政治局委員・中央書記処書記・中央宣伝部部長劉雲山氏、全国政協副主席・中央統戦部部長杜青林氏、全国人大常委会副委員長许嘉璐氏、中共湖南省委書記・省人大常委会主任周强周氏、国家宗教事務局局長・党組書記王作安氏、中国道教協会会長任法融道長等の政府のトップの方々が今回のフォーラムに参加されました。
日本道観の早島妙聴住持道長も日本の代表として参加し、論文発表を行ないました。その様子は中国メディア、インターネットなどを通じて大きく報道されました。また、人民日報の日本版月刊誌にも記事が掲載されました。