早島妙聴住持道長は中国道教協会に招待されて、2010年9月15日から17日にかけて四川青城山で行われた「第三回中国成都道教文化祭」に参加されました。住持道長は成都で有名な「青羊宮」を参拝されたあと、山に登られて青城山の「老君閣」で行われた開光の儀礼に参加されました。
青羊宮の歴史については、唐楽朋亀「西川青羊宮」の中に「太清仙伯敕青帝之童、化羊于蜀国。」と記載されています。題名揚雄「蜀王本記」の中でも「老子は関尹喜に『道徳経』を書いたことを伝え、去り際に『子行道千日後、于成都青羊肆尋吾。』と述べた。三年後、老君は再び青羊に訪れ、尹喜も約束を守って青羊に来た。老君は法相を現し、蓮の台に座り、尹喜は道法を演じた。」と記載されています。その後、青羊宮には神仙が集まり、老君が道を広める聖地となりました。
青城山の景色
山中を歩かれる妙聴住持道長