2010.8月19日~25日 早島妙聴住持道長 西安、北京の旅
道教発祥の地の一つである「終南山」はとても雄大で、美しい屏風のように西安市の西南部にそびえています。
終南山楼観台は道教の歴史が古く、貴重な石碑が多く保存されています。
その中でも特に有名なのは高文挙が著した二通の「道徳経」の石碑です。この二通の石碑の側部には一般の「字典」にはない7文字が記されています。それは老君十四字養生訣といわれ、「玉炉焼煉延年薬、正道行修益気丹」の意味だと言われています。
老子様のお墓は楼観台から西へ2500m離れた大陵山にあります。老子様が晩年を過ごされて経を著し、登仙なさった場所で、西楼観台とも呼ばれています。