2004.2.9~2.12
二月九日(月)、早島妙瑞道長と妙聴副道長は、天來大先生に呼ばれるかのように、台湾へと向かう飛行機に乗った。この訪台は、そのわずか一週間前に手にした道教関係の書物に|台南の道士、陳榮盛氏|という記述を目にしたことで急拠決定したものだった。
「久しぶりに台南の陳先生に会いにいきましょう! 連絡しなさい」と言われる妙瑞道長の脳裏には、天來大先生と訪れた台湾旅行の思い出が彩やかに浮かび上がっていたのである。
そして、陳榮盛大法師との再会は、互いにありし日の天來大先生の思い出に花が咲き、龍門派伝的第十四代を継いだことを改めて歓迎祝福され、合わせて天來大先生に台南市道教会首席顧問の名誉職を、妙瑞道長そして妙聴副道長は顧問に就任するという急な展開となった。
続いて訪れた嗣漢天師府でも、張源先第六十四代天師に歓迎され、陳先生も含めて張天師ご夫婦と和やかな交流の時を持った。そして、天來大先生には嗣漢天師府首席顧問、妙瑞道長、妙聴副道長は顧問に就任し、これからの嗣漢天師府の発展、そして台湾道教会と日本道観の交流によって、また新たな道が開かれることを確信して別れを告げたのである。
その後も陳先生の案内で高雄、そして台南の三つの大きな道観に招待され、まさしく熱烈歓迎を受けた。台湾での三泊四日は終始天來大先生の思い出話に花が咲き、天來大先生に導かれた夢のような旅だったのである。
台南市道教会(2004.2.10) |
嗣漢天師府 (2004.2.10) |
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高雄道徳院(2004.2.10) |
正統鹿耳門聖母廟(2004.2.11) |
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慶安宮(2004.2.11) |